タッチセンサー式ミシン
タッチセンサーは、一般のミシンではボタン式により、ミシンを操作します。
しかし、コンピューターミシンでは、そのボタン部分がタッチパネル式になっており、触れるだけで楽に操作ができます。
また、一般のミシンだと、長年使うことによってのボタンの故障が生じることがありますが、タッチパネル式なので、その故障が生じる心配はありません。
タッチセンサーは、このように操作性がとても良いですが、障害物に当たってしまうと自分が使いたい機能とは違うモードで作動してしまうことや、前述で長年使うことによる故障の心配がないと言いましたが、これは、ボタン式と比較した場合の話であり、勿論、一生壊れないという訳ではありません。
このタッチセンサーは、長年使うことによって、センサー機能の低下により、タッチ操作が上手く反応せず、作業をするに当たって支障が生じてくる例がほとんどです。
そのため、言い切ることは難しいですが、持続性に関してはボタン式のものと比べると、少し悪く感じることがデメリットとなります。
ただ、その他の性能については、ボタン式よりかは良いものだと考えていいでしょう。
手早く作業できる
全体のメリットとしては、デザインしたい模様のパターンを選択することや刺繍模様を取り込むことができるため、手間や時間がかからなくて、手早く作業に取り組むことが可能です。
昔はボタン式がほとんどでしたが、現在はスマートフォンやタブレット端末の利用者が増加しています。
そのため、タッチ操作に慣れている人が増え続けているため、ミシンにもその慣れている操作を取り入れることで、操作性を充実させます。
さらに、デザインの方向性を簡単に決めることができることから、タッチセンサーにすることによって、作業の効率性はとても高くなることがメリットになるでしょう。
ただ、現在でもスマートフォンやタブレット端末を利用していない人がいることは間違いないので、その人にはこれらのメリットが、デメリットになることも考えられます。
自分に合ったものを
そのため、人それぞれによってメリットに感じることやデメリットに感じることがあるでしょう。
なので、ボタン式が少なくとも存在するのは、この理由があるからだと言っていいでしょう。
タッチセンサーは、初心者が使用するにあたって手間がかかるように感じないことを重視して導入された機能と言われています。
そのため、メリットとデメリットをそれぞれ挙げてきましたが、前述にもあったように、人それぞれによって感覚は異なるのではないでしょうか。