ミシンの賢い選び方:垂直釜のメンテナンスについて

ミシンの選び方

ミシンの選び方としては電子制御されたミシンを選ぶか電動制御された物を選ぶかの2社になります。
まず、電子制御されているミシンはフットペダルを使用して細かく速度を調整することができますが、その分値段が高くなります。
それに対して電動制御タイプは速度を段階的に調整することは可能ですが、スイッチを入れると動き続け停止するには停止ボタンを押すなど動作環境が異なります。
電動制御タイプのフットペダルについてはあくまで段階的に動作をオンオフするだけにしか過ぎず、微調整をすることができません。
最近ではコンピュータで完全に制御して刺繍を施すような物も登場していますのでミシンの選び方としては、どのような用途に使用しどのような機能、速度調整が可能であるかなどのほか、何を縫うことができる課などが選ぶ際の重要なポイントです。

メンテナンスについて

垂直釜のメンテナンスについては、垂直半回転釜と水平全回転釜の2種類がありメンテナンス法も異なります。
垂直半回転釜は、中釜を外し、半回転釜を取り出してごみを取り除き場合にとっては油を注す必要があります。
油を注す位置は、回転釜内部に矢印などの目印がありそちらに注します。

水平全回転釜の場合はボビンケースを取り外し、外釜と送り歯をブラシで掃除するだけでメンテナンスは完了します。
なお、垂直半回転釜と水平全回転釜とどちらの仕様が良いかという問題は一丁一旦あり、全回転釜に置いてはボビンケースを必要としませんが、構造が複雑になりがちで動作不調を起こした場合修理が難しいという問題があります。

自分に合ったものを選ぼう

半回転釜は問題としては、メンテナンスの必要性があり内部の中釜に傷がある場合傷を綺麗にしないと糸が送れないなどの問題があります。
糸を送り込む際、両者共に一長一短ありますのでどちらの仕組みがよいかという問題においては、分解掃除をしょっちゅうする必要性があるものは半回転釜、メンテナンスの必要性はあまりなく分解する必要性もあまり高くない物が全回転釜の方式を取り入れている物になります。

あまりしょっちゅうミシンを使用しないのであれば、全回転釜の方式の物の方が分解する頻度が少ないため手入れする頻度が少なくてすみます。
使用頻度が多いのであれば、お手入れをしょっちゅうする方式を採用している物のほうが耐久性も高く、長時間使用しても、故障しにくいモデルであります。
どちらのモデルに置いても故障はしますし、問題となるものは使用頻度のみになりますので使用頻度が多い場合は構造が単純な半回転釜がおすすめです。