経験者は語る!職業用ミシンの上手な活用法・利用シーン

職業用ミシンとは

職業用ミシンと聞くとプロ仕様なイメージを持つ方も少なくないと思いますが、家庭用の普通のミシンを使ったことがあれば誰でも使うことが出来ます。
ただ、職業用ミシンは前後の直線縫いのみの機能になるので別途ロックミシンがあった法が便利だということはいうまでもありません。
ロックミシンには2本や針や3本針、また4本針と種類があり値段も様々なものがあるので自分に合ったものを見つけやすいと思います。

生地の扱いが圧倒的に楽

最近は手作りを楽しむ方も増えていると思いますが、ミシンを扱う手作りなら職業用ミシンは鬼に金棒です。
何と言っても生地の扱いが圧倒的に楽です。
薄いシルクやオーガンジーから家庭用ミシンではちょっと大変そうなデニムの裾上げ、ビニール素材なども難なく縫うことが出来ます。
もちろん扱う素材によって適切な針と糸を使用しなければなりませんが、これは職業用ミシンに限らす家庭用ミシンでも同じです。
デニムの裾上げが簡単にできればお店でデニムを購入したときに裾上げの時間を待つこともなくなります。

お子さんのいる方なら手提げバッグや上履き入れ、趣味の小物つくりなら化粧ポーチやクッションカバーなど、厚い生地も楽々縫えるのでトートバッグやリュックサックなども作成することが出来ます。
合成皮革も縫えるので製作の幅も広がりますね。
ファッションに興味があり洋服を作るのが趣味という方は言うまでもありません。
シャツやスカート、パンツ、コート、テンションのある素材の天竺なども簡単に縫うことが出来ます。

ボタンホールも大丈夫

ここでひとつ、職業用ミシンは直線縫いだけなのでボタンホールはどうするの、といった声が聞こえてきそうですがそこはボタンホールアタッチメントというものがあるので心配無用です。
ボタンホールの長さを設定してアタッチメントを付けるだけで簡単にボタンホールが作れます。
アタッチメントとは押え金のことで、普通のファスナー抑え金、コンシールファスナー用押え金、薄い素材用やニットに適した押え金、滑りをよくする押え金、均一な幅に正確にステッチができる押え金、落とし縫い用の抑え金など種類も様々なものがあります。

作りたいものや用途によって押え金を付け替えれば作れるものの幅は無限大に広がります。
ミシンを触ったことのある方や、手作りでいろいろなものに挑戦してみたい方、もっともっと製作の幅を広げたい方はもちろん、初心者の方でも少し練習して慣れれば無理なく扱えると思いますので、楽しい手作りライフを始めてみてはいかかでしょう。