経験者は語る!ミシン針の上手な活用法・利用シーン

ミシンの活用法

お子さんの入学準備や、ちょっとした趣味で購入したミシン。
もう使わなくなってしまったという方も多いのではないでしょうか。
ミシンには色々な種類があり、糸や布の種類、そして布の厚さに対するミシン針の種類まであります。
奥が深く、一度楽しさを知ってしまうとどんどん惹き込まれていくミシン。
ミシンを家に放置していくのは勿体ないです。
今回は様々な事例を元にミシンやミシン針の活用法をお伝えします。

レザー小物を作れる

ミシンでDIYやレザー小物を作れるってご存知でしたか?ソファーや椅子に使われているビニールレザー(合成皮革、人工皮革、塩化ビニルレザーの3種)もミシンがあれば縫えてしまいます。
基本的に年単位で長持ちしやすいビニールレザー。
DIY以外にも自分が持つ小物としてそばに置いても良い雰囲気が出るのでとてもおすすめです。

ビニールレザーを縫う時の注意点は「レザー用のミシン針を用意する(なお家庭用と工業用で形が違うので注意してください)」、「糸はしっかりした強度のある糸を選ぶ」、「普段の押え金ではなく、スムース押えやテフロン押えを使う」の3つです。
普通の布とは違って滑りにくく、縫うのが大変なのでやはり工夫は必要です。
2番目にあげた糸は、20-40番の絹糸や、レザークラフト用の糸を使うのがおすすめです。
太さがある方が後に手直しをする手間が省けます。
最後にあげた押え金は、押え金の裏に当て紙を敷くと縫いやすくなります。

生地選びはお近くの生地屋さんに直接行くと店員さんに縫う時のアドバイスを頂けたり、豆知識を教えてくれることがよくあります。
アドバイスをもらう時のコツは「何を作りたいか」、「型紙はどれか」を踏まえて話をすると良いアドバイスがもらえる可能性が高くなります。
ビニールレザーはどのくらい必要かがわかるのと、どのような触り心地の生地がいいかなど、色んな知識が身につくので、現地に行く価値はあります。
もしお近くに無い場合でもネット通販で生地を選ぶことができるのでそちらを活用するのもいいでしょう。

慣れてきたら曲線縫いにもチャレンジ

最初は直線縫いから始めて、慣れてきたら曲線縫いにもチャレンジしてみましょう。
そして、簡単に作れるものから段々と椅子やソファーカバーなど難しいものにもチャレンジすると趣味の幅が広がって楽しくなるでしょう。
ビニールレザーの簡単な作品例はスマホケースやキーケース、長財布など日常で使えるものがたくさん作れます。
しかも長持ちするので作って損は無いでしょう。
周囲の人に「どこで買ったの?」と聞かれたら、「自分で作ったんだよ」と言うのもかっこいいのではないでしょうか?