ミシンが壊れる理由
家庭で手芸を楽しんでいるという人も多いと思います。
自分で洋服やバッグを作ったり、小物を作ったりするのに便利なのがミシンです。
手縫いで行うよりも簡単に縫うことができます。
小さいお子さんがいる場合には、保育園や幼稚園で使用する物を作っているという人も多いのではないでしょうか。
通園バッグ・上履き入れ・ランチョンマット・お弁当袋・防災頭巾カバーなど色々あります。
手作りすることで、お母さんとの絆も深まります。
市販のバッグにアップリケをしたりするのにも便利です。
そんな風に便利なミシンですが、せっかく購入したのに、すぐに壊れてしまったという人も意外と多くいます。
故障する原因はケースバイケースですが、部品一つ一つの耐久性なども大きく影響しています。
一昔前に遡ってみると、ミシンは非常に高価な物でした。
そのため一つ一つの部品が耐久性に優れており、比較的長持ちしたようです。
10年以上同じものを使用しているという人も多くいました。
安価なものは壊れやすい
現在では安価なミシンも登場しており、手に入りやすくなったというメリットがあります。
家庭でもすぐに取り入れられるのが魅力ですが、その分耐久性に劣るものも増えてしまいました。
また、住宅事情などもあってコンパクトなものが好まれるようにもなっています。
重さも軽い方が持ちやすいので、小さくで軽い物が増えているのです。
軽量化されているということは素材も変化しており、プラスチック製の部品が増えました。
プラスチック製は耐久性は劣るので、故障しやすくなったのは間違いありません。
ですからミシンを選ぶ際には、耐久性が優れた物を選ぶのがおすすめです。
値段は高くなりますが、数年で故障してしまうことを考えればトータルのコストは安いといえます。
故障のしやすさはメンテナンス状況や使用頻度などによっても異なるので一概にはいえません。
ただし、家庭用の物は8年から10年程度が買い替えの目安と言われています。
10年以上問題なく使用できるものもあるので、そういった物を選ぶと良いかもしれません。
それから長い期間使い続けるためには、適切なメンテナンスを行うことも重要です。
自分に合ったものを選ぼう
あまり使用する機会が多くなく、今後使うかどうか分からないという時にはリーズナブルな物でも問題ありません。
購入する際には、今後どういった時に使用したいのかなどシミュレーションしてみることが大切です。
使用する用途や目的に合った物を選ぶようにしましょう。