刺繍ミシンの特徴について

裁縫の大きな手助けとなるミシンですが、近年では本当に色々な種類のミシンが見られるようになりました。
その中でも特に便利で、且つ多機能なものが刺繍ミシンです。
こちらはただ縫うだけでなく、名前入りの作品や凝ったワッペンを作ることもでき、まさにワンランク上のミシンと言ってもいいでしょう。
お値段ももちろんそこそこ張るものの、日頃からよく裁縫をする人からすれば是非1台は持っておきたいものです。

 

文字縫いミシンの機能性

早速その具体的な特徴について触れていきますが、まず最も大きな部分としては何よりも作業が早くキレイに進むという点です。
刺繍ミシンでは、当然通常のオーソドックスなミシンと同じこともできます。
その際に高性能を活かし、より素早く縫うこともできるのです。
仕上がりの美しさも文句なし、時短をしながら完成度まで高められるわけですから一石二鳥でしょう。

次に、刺繍データを使って自動で縫えるのが特徴です。
刺繍と聞くと操作が複雑で難しそうと思いがちですが、刺繍ミシンでは予め完成後の図柄を読み込ませておけば後は自動で動いてくれます。
更に機種やメーカによっては最初から内臓データが存在し、本体のパネルを操作するだけでデータ内にあるデザインを縫えるものまであります。
この内臓データは別名で刺繍枠と呼び、別売りの枠を使ってデザインの追加も可能ですので覚えておくといいでしょう。

3つ目は、糸を選んで使うという特徴です。
通常のミシンではあまり意識をしないことですが、刺繍ミシンでは専用の糸を使わなければなりません。
大抵は本体を購入する際に付属するものの、時々別に買わなければいけないことがある点には要注意です。
そしてポリエステル100%で、50から60の細さを持つ糸を選んでおけば心配要りません。
裁縫の知識が乏しい人からすれば、糸を使い分けることはなかなか思い浮かばないことです。
誤って普通の糸を使って失敗しないよう、取扱説明書も熟読しておくと安心かもしれません。

 

文字縫いミシンの機能性

ちなみにBROTHER パリエという機種では、糸の色番号が指定されています。
これはBROTHER パリエオリジナルの番号であり、他のメーカーや市販されている番号とは異なるものです。
よって同機種を使う際には必ず専用の糸を購入し、他のメーカーとの併用はしないでください。
万が一してしまうと、全く完成イメージとは違うような色合いになってしまいます。

それから先にも少し触れましたが、刺繍ミシンはとにかく高額なのも特徴です。
安くとも3万円弱、高ければ10万円に迫る金額のものまであるので驚きます。
ただ基本的には何度も買い替えをするものではありませんし、上手に大切に使えば何年も現役でいてくれるのがミシンです。
そう考えれば自分の求めている機能に合わせて、少し贅沢をしても元は取れるでしょう。

 

文字縫いミシンの機能性

また、レンタルして使うことも可能です。
裁縫道具やミシンを取り扱うお店に行けば、日単位で料金を計算して借りられます。
限られた期間のみ必要とする人には、これだけでも十分かもしれません。
しかも前述したBROTHER パリエなども、レンタルできるお店があります。
こちらは普通に買えば12万円ほどする高級品ですが、まず借りて使用感を見てから買うというのも賢い選択肢です。
上手に利用して、後悔のない買い物をしてください。

自動で刺繍が縫えるのは、本当に便利です。
これまで裁縫をしたことがない人も、手先の器用さに自信がない人も、誰でも簡単にクオリティの高い作品ができます。
刺繍データを作れるソフトウェアもあるので、完全オリジナルのデザインやキャラクターを作ってもいいでしょう。
ミシンは操作が大変、刺繍をするには苦労する、そのようなイメージを覆せることも刺繍ミシンの特徴の1つなのです。

 

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