ロックミシンの特徴について

ロックミシンは布の端がほつれないかがり縫いや、伸縮性のあるニット素材に対して縫い合わせすることができます。
Tシャツやトレーナーといった服を作ることができ、ソーイングの幅が広げることが可能です。
ロックミシンにはいくつか特徴があり、かがり縫いを行うことができます。
スカートやブラウスといった既製服の裏を見てみると、布の端が何本もの糸で始末されているのが分かるでしょう。

 

ロックミシンのかがり縫いは仕上がりがキレイ

これは基本的な縫い目であるかがり縫いで、家庭用ミシンでも直線縫いやジグザグ縫いなどの機能を使うと布端を始末することが可能です。
しかし、ロックミシンの方が仕上がりがきれいで、洗濯を繰り返すと差がはっきりと出てくるでしょう。
ニットの縫い合わせに対応することができ、ニット生地はTシャツやトレーナーに使われる伸縮性のある生地です。
Tシャツを伸ばすと縫い目に適度なゆるみがあることが分かります。
縫い目の伸縮性はニットの縫い合わせに最も適していて、直線ミシンの縫い目は伸縮性がないので着た時に糸切れを起こすことがあるので注意が必要です。
但し、ロックは布端を縫うための道具になるので、ポケットを付けることができません。
このような場所は直線ミシンで行いましょう。
巻きロックはオーガンジーやジョーゼットといった薄地の端をひと折りし、細くかがる縫い方です。
身近なものになるとハンカチなどの端始末に利用することができ、コサージュやフリルの飾り縫いにも使われたり工夫次第でいろいろな表現を行うことが可能です。
薄地の縫い合わせに利用すると、美しいシルエットに仕上げられます。

 

ロックミシン/BROTHER かがり4

ロックミシンはさまざまなメーカーから発売されていて、BROTHER かがり4などが有名です。
どのミシンも似たようなデザインになっていますが、1本針2本糸や2本針4本糸などいろいろな種類があります。
ミシンを購入する際、何をしたいか考えてから種類を選択することが大切です。
布端のかがり縫いなら1本針2本糸や1本針3本糸のミシンでも大丈夫でしょう。
本格的にニット素材で手作りを楽しみたい人は、2本針4本糸のミシンがあると便利です。
1本針3本糸でもニットを縫い合わせることが可能ですが、厚地を縫う際や動きの激しい場所を縫う時、少し強度が足りないケースもあるでしょう。
そのためほとんどのニット製品は2本針4本糸のロックミシンが利用されています。
オーバーロック機能やカバーステッチ機能などが付いていて、両方の機能を利用することができるものもあるので便利です。
これらは複合機と呼ばれていて、いろいろなメーカーからリリースされています。
カバーステッチは裾や袖口によく使われてる縫い目で、表は直線で平行に2本縫ってありますが、裏返すとオーバーロックみたいな縫い目になります。
カバーステッチはカバーステッチ専用の種類などで利用することができるでしょう。

 

ミシンと一緒に買っておくべき便利グッズ

ミシンと一緒に買っておくと便利な道具があります。
ミシンと一緒に使うことが多いので、手元にあると便利なのでミシンを購入するタイミングで用意しておくことをおすすめします。
予備のボビンがあると便利で、上糸と下糸は基本的に同じ糸を使用する仕組みです。
上糸になるミシン糸を下糸用のボビンに巻きつけながら縫うので、上糸の数だけボビンが必要です。
いろいろな色糸を使うと、それだけボビンの数が必要になります。
一度巻いたボビンを直すのは手間や時間がかかるので、予備のボビンを複数持っておくと便利です。
リッパーがあると便利で布を傷つけずに縫い目を切ることが可能です。
一本あると良く間違った縫い目を切ることができます。
ボタンホールを作る場合、ボタンホールステッチの中心をリッパーで切り、穴を開けることが可能です。
先端が鋭く力が入りやすいので注意しましょう。

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